学 習 会

 企画部主催の学習会は令和2年2月5日(水)に大宮シーノビル5階「桜木公民館」講座室に於いて21名が参加して開催、さいたま市『シニアサポートセンター』大宮西「春陽苑」の和泉さんによる全面的なご協力のもと、講師にさいたま市医療センター西病院の言語聴覚士(国家資格)の『杉田裕子先生』による≪いつまでも美味しく食べるために≫との演題で約1時間の話を聞くことが出来た。

 

 今回の参加者は高齢者が多いので『誤嚥性肺炎予防』に役立つ内容をと希望していましたが大変参考に成る内容で今回の企画者としてはほっとしているところです。

 

 講演内容ではまず《口が汚い》と誤嚥性肺炎、動脈硬化、脳梗塞、心臓病、糖尿病など全身に影響あるため口の中をきれいに保つことが大切であるとの事であった。

 食物や、水分など飲み込む時誤って気管に入る『誤嚥』はのど周辺の筋肉が加齢とともに衰えていることも一因のため、のどを若返らせる『のどトレ』も重要との事で、反復唾液嚥下テストや口腔体操の一種として早口言葉、頬膨らませ体操、吸啜体操、唾液腺マッサージなどで嚥下力をアップさせる事など大変参考になりました。

 口腔内を清潔にすること(特に寝る前の歯磨きが大変有効)また口周辺の筋肉を鍛えることで誤嚥性肺炎の発症が予防出来健康で長生きできる秘訣の一つと理解することが出来た。

 7期校友会の皆さん口腔内をきれいにし,『のどトレ』に励み日々美味しく食べて楽しく過ごしましょう。

                                           (文;馬島、写真;小沢、馬島)

さいたま市民医療センター 杉田 裕子先生
さいたま市民医療センター 杉田 裕子先生